Bakin購入!起動!確認!

By Izna on Aug 9, 2024
RPG Developer Bakin 開発日誌 1日目画像部分

RPG Developer BAKINを購入しました。

簡単に言うとHD-2D風のRPGツクールという感じです。

開発元はプチコンとかスマイルゲームビルダーズを開発しているスマイルブームです。 あのファンキーな社長さんががんばってるところですね。

とりあえずBakinを起動してみる

色々気になるメニューはありますが、まずは新規作成で触ってみることに。

RPG Developer Bakin 立ち上げ

次へを押すとタイトルとかを決める

RPG Developer Bakin 新規作成

今回は起動テストいうことで特にサブタイトル無しで進めます。
ここはお好みで。
なんかデフォルトがワンドライブになってしまってるので別の場所にしておきました。

個人的に最小データでやりたいところですが最初なのでそのまま次へ進みます。

RPG Developer Bakin アセット設定

とりあえずノーマルにして素材とかが入っている状態で進めます。

RPG Developer Bakin 主人公の設定

初期キャラのグラフィックの設定と名前を決められるようです。

ツクールでいうところのアクターの0人目を最初に設定できるみたいですが、
あとからでも変更できるのでここは適当に設定して進めます。

2Dのドットキャラを良い感じに3D空間に描画してくれてますね。

一応3Dキャラも持ってこれるようですが個人的にはこのままでよいです。

RPG Developer Bakin 主人公のドット絵

基本的に2Dのドット絵で上下左右のグラフィックを書けば、
カメラの位置によって良い感じの方向を向かせてくれているようです。
(見てないけどおそらくしきい値などは設定できそう)

RPG Developer Bakin 主人公の選択

とりあえずパッケージを飾ってる勇者くんにしておきます。

RPG Developer Bakin カメラ設定

カメラの設定はいわゆる

  • プレイヤー中央視点:トップビュー(2Dゼルダとか)
  • プレイヤー後方視点:疑似TPS(自由に動けるオクトラ?HD2D風?)
  • 一人称視点:疑似FPS(よくあるFPS系)
  • 真横視点:フロントビュー(マリオとか)

が設定できるようです。

これだけでもすごいですね。

ツクールだとスクリプトなどで工夫しないとカメラ視点は、
トップビュー固定なので取り入れてほしい機能ではあります。

とりあえず今回はせっかく新しいツールということで「プレイヤー後方視点」を選んでみます。

RPG Developer Bakin 操作方法

個人的にはラジコン操作ってだけで、どんだけ素晴らしい名作ゲームも投げてしまうタイプなので上視点操作にしておきます。

RPG Developer Bakin アクション設定

横スクロールアクションゲームにもデフォルトで対応してるのは素晴らしいですね。
今回はシンプルなRPG的な物にしたいのでどちらもOFFにしておきます。
おそらくココ限定ではなく後から設定できるんじゃないかなと思います。

RPG Developer Bakin 設定完了

これでやっと作り始められます。

マップ作りって思っている以上に大変なので今回は自動生成である程度作ってもらいましょう。

RPG Developer Bakin タイトル画面

仕方ないんでしょうがこういう画面をみるとツクール臭がしてしまいますね。

最初は完全に無音のようです。

デフォルトで爆音で流れないのは個人的にGOODです。

RPG Developer Bakin テストプレイ

いきなり3D空間をHD2D風マップの感じでぐりぐり歩けます。

プレステ1の3Dマップと2Dキャラの組み合わせの感じがよみがえるので、
世代的に完全2Dよりこっちのほうが好きだったりします。

この時点で気に入らなかった点は

  • 足音がうるさすぎる

シフト押しながらでダッシュできますが音がうるさすぎるので、
足音に関しては基本の音量を下げるか無しにしてもよさそうですね。

3Dキャラなら足音あってもいいですが、
キャラは2Dなのでなんか個人的に足音はいらないなと感じました。

そのへんはゲームによって変更すればよいでしょう。

RPG Developer Bakin メニュー画面

右クリックでドラクエチックなメニューが出ます。

基本的にどれもストレスなく動いてくれるので良いですね。

最初から図鑑システムがあるのもGOODです。

今回作ろうとしているゲームは図鑑埋めのシステムを作ろうとしてたのでこれだけで工数がかなり減らせそうです。

テストプレイを終わらせて編集画面に行きましょう。

編集画面

RPG Developer Bakin 編集画面

編集画面にいくとこのポップアップがでてきます。

UnityのTerrainの地形弄りめちゃくちゃ難しいので苦手なのですが、BAKINはブロック単位で起伏ができるので見た目は微妙かもしれませんが最近の人類はマイクラに慣れているのであんまり気にならない人も多いんじゃないでしょうか。

おそらく坂は作れるとおもうので、スロープとかつくればいい感じのマップになりそうです。

ここで思ったのがブレスオブファイア3みたいなゲームは作れそうだなって感じました。

マップエディタの使用感

3DアクションゲームをPCでやったことある人は直感的にマップエディットができるんじゃないかなと感じました。

後は編集系のソフトの基本的な操作感がわかれば自然と触れそうな感じ。

  • スポイトツール → iキー

マイクラのブロックを編集で置けるようなマップエディタで素晴らしい。

  • 右クリックでカメラをぐりぐり操作。
  • 中クリックしながらドラッグで全体のカメラ移動
  • スクロールで拡大縮小
  • 左クリックで1ブロック選択。
  • 左クリックドラッグで班員選択。
  • シフト押しながらクリックで複数選択。
  • シフト押しながら選択してる状態をクリックすると選択解除

普通にできそうなことが普通にできる感動。

ツクールUNITEはこの普通がそもそもできてなかったりしてストレスがたまるんですよね。

アプデ内容に修正しましたと書かれていますが、そもそもそれぐらいは発売前に直してほしい所ですね。

マップディタの地形の操作

地形全体を上下に起伏させるショートカットはありますが、選択しているブロックだけの起伏はショートカットが無い感じがします。

調べてみるとテンキーの+/ - キーで上下に起伏できました。

ただテンキーがないとシフト+れで+なのですが反応が無かったためショートカットの設定が必要そうです。

私はフルキーボード派なのでテンキーありのためこのままにしておきます。

水ブロックを高所に置くと自動的に水が流れて滝状態にしてくれる

水ブロックはデフォルトで判定があり侵入不可になっているのも素晴らしい

RPG Developer Bakin 3Dマップ

ブロックを選択した状態でツールパレットの坂や階段のアイコンを押すとこんな感じに段差とかを作れるのでほんとにマイクラ感覚でマップを作れるのがめちゃめちゃたのしいです。

触ってみた感触

とりあえず起動からマップエディタを触るところまでやってみました。

結論としては、Bakinを買うちょっと前に購入したRPG Maker Uniteよりは操作感がとても良いですし、 個人的に作りたい形のゲームをデフォルトの機能で色々作れそうだなと感じました。

一応これでもプログラミングを生業としているので、C#でスクリプトをアタッチできるのもUnity的な感じでやれるのも個人的にはGOODです。

他社製品と比べてしまうのもあれですが、コンストラクションツールということで
個人的に完成度の高いRPGツクール2000の良いところを取り込んでいる感じがします。

Bakinの欠点としてはC#はMonoではなくXNAのドットネットのちょっと古いタイプらしいとの情報をいただきました。

あとは素材がまだまだ少ないところですが、一応アーリーアクセスなのでその辺は時間の問題なのかなと。

ただ、正規購入をした人であればツクールの素材を他社制作ツールに流用していい規約になったので、 素材問題はある程度解決してそうですがBakin用に改良が必要になります。

PC版はVXAce・MV・Uniteと購入しているのでそれらの音楽素材とかは遠慮なく使わせてもらおうと思います。

VXAceも範囲あるので購入特典としてついてくるSFC時代のツクール1と2の音楽素材も大丈夫なのはうれしいです。

この記事を投稿している時点でちょっとスクリプトを組んでみましたが、 正直Unityのコードを書いてた時とそこまで差は感じませんでした。

Staticクラスが素直に使えなかったりもしましたが解決法は見つかったのでまた別の記事で取り上げようと思います。

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