RPG Developer BAKINを購入しました。
簡単に言うとHD-2D風のRPGツクールという感じです。
開発元はプチコンとかスマイルゲームビルダーズを開発しているスマイルブームです。 あのファンキーな社長さんががんばってるところですね。
色々気になるメニューはありますが、まずは新規作成で触ってみることに。
次へを押すとタイトルとかを決める
今回は起動テストいうことで特にサブタイトル無しで進めます。
ここはお好みで。
なんかデフォルトがワンドライブになってしまってるので別の場所にしておきました。
個人的に最小データでやりたいところですが最初なのでそのまま次へ進みます。
とりあえずノーマルにして素材とかが入っている状態で進めます。
初期キャラのグラフィックの設定と名前を決められるようです。
ツクールでいうところのアクターの0人目を最初に設定できるみたいですが、
あとからでも変更できるのでここは適当に設定して進めます。
2Dのドットキャラを良い感じに3D空間に描画してくれてますね。
一応3Dキャラも持ってこれるようですが個人的にはこのままでよいです。
基本的に2Dのドット絵で上下左右のグラフィックを書けば、
カメラの位置によって良い感じの方向を向かせてくれているようです。
(見てないけどおそらくしきい値などは設定できそう)
とりあえずパッケージを飾ってる勇者くんにしておきます。
カメラの設定はいわゆる
が設定できるようです。
これだけでもすごいですね。
ツクールだとスクリプトなどで工夫しないとカメラ視点は、
トップビュー固定なので取り入れてほしい機能ではあります。
とりあえず今回はせっかく新しいツールということで「プレイヤー後方視点」を選んでみます。
個人的にはラジコン操作ってだけで、どんだけ素晴らしい名作ゲームも投げてしまうタイプなので上視点操作にしておきます。
横スクロールアクションゲームにもデフォルトで対応してるのは素晴らしいですね。
今回はシンプルなRPG的な物にしたいのでどちらもOFFにしておきます。
おそらくココ限定ではなく後から設定できるんじゃないかなと思います。
これでやっと作り始められます。
マップ作りって思っている以上に大変なので今回は自動生成である程度作ってもらいましょう。
仕方ないんでしょうがこういう画面をみるとツクール臭がしてしまいますね。
最初は完全に無音のようです。
デフォルトで爆音で流れないのは個人的にGOODです。
いきなり3D空間をHD2D風マップの感じでぐりぐり歩けます。
プレステ1の3Dマップと2Dキャラの組み合わせの感じがよみがえるので、
世代的に完全2Dよりこっちのほうが好きだったりします。
この時点で気に入らなかった点は
シフト押しながらでダッシュできますが音がうるさすぎるので、
足音に関しては基本の音量を下げるか無しにしてもよさそうですね。
3Dキャラなら足音あってもいいですが、
キャラは2Dなのでなんか個人的に足音はいらないなと感じました。
そのへんはゲームによって変更すればよいでしょう。
右クリックでドラクエチックなメニューが出ます。
基本的にどれもストレスなく動いてくれるので良いですね。
最初から図鑑システムがあるのもGOODです。
今回作ろうとしているゲームは図鑑埋めのシステムを作ろうとしてたのでこれだけで工数がかなり減らせそうです。
テストプレイを終わらせて編集画面に行きましょう。
編集画面にいくとこのポップアップがでてきます。
UnityのTerrainの地形弄りめちゃくちゃ難しいので苦手なのですが、BAKINはブロック単位で起伏ができるので見た目は微妙かもしれませんが最近の人類はマイクラに慣れているのであんまり気にならない人も多いんじゃないでしょうか。
おそらく坂は作れるとおもうので、スロープとかつくればいい感じのマップになりそうです。
ここで思ったのがブレスオブファイア3みたいなゲームは作れそうだなって感じました。
3DアクションゲームをPCでやったことある人は直感的にマップエディットができるんじゃないかなと感じました。
後は編集系のソフトの基本的な操作感がわかれば自然と触れそうな感じ。
マイクラのブロックを編集で置けるようなマップエディタで素晴らしい。
普通にできそうなことが普通にできる感動。
ツクールUNITEはこの普通がそもそもできてなかったりしてストレスがたまるんですよね。
アプデ内容に修正しましたと書かれていますが、そもそもそれぐらいは発売前に直してほしい所ですね。
地形全体を上下に起伏させるショートカットはありますが、選択しているブロックだけの起伏はショートカットが無い感じがします。
調べてみるとテンキーの+/ - キーで上下に起伏できました。
ただテンキーがないとシフト+れで+なのですが反応が無かったためショートカットの設定が必要そうです。
私はフルキーボード派なのでテンキーありのためこのままにしておきます。
水ブロックを高所に置くと自動的に水が流れて滝状態にしてくれる
水ブロックはデフォルトで判定があり侵入不可になっているのも素晴らしい
ブロックを選択した状態でツールパレットの坂や階段のアイコンを押すとこんな感じに段差とかを作れるのでほんとにマイクラ感覚でマップを作れるのがめちゃめちゃたのしいです。
とりあえず起動からマップエディタを触るところまでやってみました。
結論としては、Bakinを買うちょっと前に購入したRPG Maker Uniteよりは操作感がとても良いですし、 個人的に作りたい形のゲームをデフォルトの機能で色々作れそうだなと感じました。
一応これでもプログラミングを生業としているので、C#でスクリプトをアタッチできるのもUnity的な感じでやれるのも個人的にはGOODです。
他社製品と比べてしまうのもあれですが、コンストラクションツールということで
個人的に完成度の高いRPGツクール2000の良いところを取り込んでいる感じがします。
Bakinの欠点としてはC#はMonoではなくXNAのドットネットのちょっと古いタイプらしいとの情報をいただきました。
あとは素材がまだまだ少ないところですが、一応アーリーアクセスなのでその辺は時間の問題なのかなと。
ただ、正規購入をした人であればツクールの素材を他社制作ツールに流用していい規約になったので、 素材問題はある程度解決してそうですがBakin用に改良が必要になります。
PC版はVXAce・MV・Uniteと購入しているのでそれらの音楽素材とかは遠慮なく使わせてもらおうと思います。
VXAceも範囲あるので購入特典としてついてくるSFC時代のツクール1と2の音楽素材も大丈夫なのはうれしいです。
この記事を投稿している時点でちょっとスクリプトを組んでみましたが、 正直Unityのコードを書いてた時とそこまで差は感じませんでした。
Staticクラスが素直に使えなかったりもしましたが解決法は見つかったのでまた別の記事で取り上げようと思います。